ウェルタワー (WELL) 2026年第2四半期:正規化FFO/株 25%増、GAAP業績見通し引き下げ
ウェルタワーのシニアハウジング事業エンジンは、単なる買収による成長ではなく、有機的に複利成長を積み重ねている。同一物件NOIは前年比15.5%増加し、シニアハウジング・オペレーティング(SHO)ポートフォリオは、稼働率330ベーシスポイントの改善と稼働室あたり収入5.2%増を背景に、同一物件NOI成長率20.5%を達成した。この点が重要なのは、同銘柄の弱気論が常に希薄化にあったからだ——希薄化後株式数は前年比8.7%増、2022年から2025年の間には46%増加しているにもかかわらず——、希薄化後1株当たり正規化FFOはそれでも25.0%増の$1.60に上昇した。問題は、経営陣が通期の正規化FFO見通しを引き上げる一方でGAAP純利益見通しを引き下げたことであり、両者の乖離は今や投資家が最も精査すべき主要論点となるほど拡大している。その背景には、調整後EBITDAに対する純負債倍率2.99倍で、$7.2 billionの外来医療ポートフォリオをシニアハウジングとモーゲージ証券へと意図的に転換しているREITの姿がある。