サーモフィッシャー・サイエンティフィック (TMO) 2026年第2四半期:オーガニック成長率5%、現金59%減
サーモフィッシャー・サイエンティフィックは第2四半期に売上高を10%伸ばしたが、そのうち自力で稼いだのは半分にとどまる。同社自身の調整表では、増収分を有機成長5ポイント、M&A貢献4ポイント、為替1ポイントに分解している。オーガニック成長の数字こそが重要な指標であり、これは実質的な転換点を示す。同社は当四半期のオーガニック成長率を5%、上半期を3%と開示している。第1四半期の数値を逆算すると、同期のオーガニック成長率はおよそ1%程度と推計されるが、両数値とも整数に丸められているため、導出値には幅がある。方向性としては、第2四半期は事業の基礎的な加速を明確に示している。その代償は貸借対照表に現れており、現金は98億5,200万ドルから40億6,400万ドルへ減少し、純負債は上半期で31%増加した。この要因は90億9,800万ドルのクラリオ買収の資金手当てである。
以下の比較にはすべてタイミング上の注意事項が伴う。クラリオの取引完了は2026年3月24日、第1四半期終了の4日前であった。現金流出とのれんは第1四半期に計上されており、第2四半期は売上高と償却費の両方を満額で負担する初めての四半期となる。損益計算書の比較は、特記のない限り3カ月ベースである。貸借対照表およびキャッシュフローの増減は、2025年12月31日からの6カ月間の変動を示す。
